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2026.05.26
「Googleアナリティクス4(GA4)って何が変わったの?」と感じているホームページオーナーの方へ。GA4は従来のユニバーサルアナリティクス(UA)とデータの計測方法が根本から変わり、最初は戸惑う方も多いツールです。この記事では、GA4の基本概念から初期設定の手順、よく使うレポートの見方まで、中小企業の担当者でもすぐ実践できるよう丁寧に解説します。
GA4(Googleアナリティクス4)は、Googleが提供するアクセス解析ツールの最新バージョンです。ホームページにどんな人が訪れているか、どのページが読まれているか、どこから来たのか——そうした訪問者データを無料で把握できます。
従来の「ユニバーサルアナリティクス(UA)」は2023年7月にデータ計測を終了しており、現在はGA4が標準となっています。GA4を使っていない場合、ホームページの状況が「見えない」状態になってしまうため、まだ導入していない方は早めに設定しておくことをおすすめします。
ポイント:GA4は無料で使えます。Googleアカウントさえあればすぐに始められるのが大きなメリットです。
GA4の最大の特徴は、すべてのユーザー行動を「イベント」として計測する点です。従来のUAは「セッション(訪問単位)」を基本にしていましたが、GA4では「ページ表示」「ボタンクリック」「スクロール」「動画再生」などひとつひとつのアクションがイベントとして記録されます。
これにより、訪問者がホームページ上でどのような行動を取っているかを、より詳細に把握できるようになりました。難しく聞こえますが、初期設定を済ませれば主要なイベントはGA4が自動で計測してくれます。
UAを使っていた方が最も戸惑うのが「指標の名前と概念が変わった」点です。下の比較表で主な変更点を確認しておきましょう。
| 項目 | UA(旧) | GA4(新) |
|---|---|---|
| 計測の基本単位 | セッション(訪問) | イベント(ユーザーの行動) |
| 直帰率 | あり(1ページで離脱した割合) | エンゲージメント率に変更(10秒以上滞在 or 2ページ以上閲覧) |
| コンバージョン | 目標(ゴール) | キーイベント |
| ビュー | プロパティ内に複数作成可能 | 廃止(データストリームに変更) |
| アプリ計測 | 別途Firebaseが必要 | Webとアプリを統合計測できる |
| データ保持期間 | 最大26ヶ月 | 標準2ヶ月(最大14ヶ月に変更可) |
| 機械学習・予測 | なし | 予測指標・オーディエンス作成に対応 |
注意:GA4ではデータ保持期間がデフォルトで2ヶ月に設定されています。過去データを長く保持したい場合は、設定変更(最大14ヶ月)を早めに行いましょう。
GA4の設定はおおよそ以下の4ステップで完了します。一度設定しておけばデータが自動で蓄積されるので、最初にしっかり設定しておくことが大切です。
Googleアカウントでログインした状態で analytics.google.com にアクセスします。はじめて使う場合は「測定を開始」ボタンをクリックしてください。
アカウント名(会社名など)を入力した後、プロパティ名(サイト名)・タイムゾーン(日本)・通貨(日本円)を設定します。「次へ」を押してGA4プロパティを作成しましょう。
ポイント:タイムゾーンを「日本」に設定し忘れると、レポートの日付がずれて正確なデータが取れません。必ず確認しましょう。
プロパティ作成後、「データストリーム」の設定画面が表示されます。「ウェブ」を選択し、ホームページのURLとストリーム名を入力して「ストリームを作成」をクリックします。作成後に表示される「測定ID(G-XXXXXXXXXX)」をメモしておきましょう。
タグの設置方法は主に2つです。
<head> タグ内に貼り付ける。WordPressの場合はプラグインで対応可能WordPressをお使いの場合、「Site Kit by Google」プラグインを使うと、管理画面からGA4を簡単に連携できます。コードの操作に不安がある方はこちらがおすすめです。
タグ設置後は GA4のリアルタイムレポートでデータが入ってきているか確認してください。自分のページを開いてリアルタイムに「1人以上」が表示されれば設定完了です。
GA4の設定でわからないことがあれば、WEB制作.comへ無料でご相談いただけます。ホームページの解析環境まとめてサポートしています。
GA4のレポートは左メニューの「レポート」から確認できます。初心者がまず押さえておきたい3つのレポートを紹介します。
「レポート」をクリックしたときに最初に表示される画面です。アクティブユーザー数・セッション数・エンゲージメント率・キーイベント数などが一覧で確認できます。全体の状況をざっと把握するのに使います。
「レポート → 獲得 → ユーザー獲得」から確認できます。訪問者がどこから来ているか(Organic Search/Direct/Referral/Paid Searchなど)がわかります。
SEO対策の効果はOrganic Searchの増加で確認できます。OGPとは?設定方法・画像サイズ・確認ツール完全ガイドもご覧ください。
「レポート → エンゲージメント → ページとスクリーン」から確認できます。どのページが何回閲覧されたか、平均エンゲージメント時間はどのくらいかが一覧で確認できます。
活用例:「よく見られているページ」がわかれば、そのページに問い合わせボタンを追加したり、内容をさらに充実させることで成果につながりやすくなります。
GA4には多くの指標がありますが、初心者がすべてを追う必要はありません。まずは以下の3つの指標を週次で確認する習慣をつけることをおすすめします。
| 指標 | 確認場所 | チェックのポイント |
|---|---|---|
| セッション数 | スナップショット / 概要 | 先週・先月と比べて増減していないか |
| エンゲージメント率 | スナップショット / 概要 | 40〜60%を目安に。低い場合はコンテンツを見直す |
| キーイベント数 | スナップショット / 概要 | 問い合わせ・資料請求などの成果件数 |
GA4では「問い合わせフォームの送信完了ページを見た」「電話番号をクリックした」などのアクションをキーイベントとして設定することで、成果を正確に計測できます。
お問い合わせページがある場合、送信完了ページ(サンクスページ)のURL閲覧をキーイベントに設定するのが最も簡単な方法です。
初期設定のままだとデータ保持期間が2ヶ月のため、3ヶ月以上さかのぼった比較ができなくなります。「管理 → データ設定 → データ保持」から「14ヶ月」に変更しておきましょう。
注意:データ保持期間は変更後から適用されます。過去にさかのぼって延長されるわけではないため、早めに設定することを強くおすすめします。
GA4(Googleアナリティクス4)は、ホームページを運営するうえで欠かせない無料のアクセス解析ツールです。UAとの違いや慣れない画面に戸惑う方も多いですが、以下のポイントを押さえておけば最初の一歩が踏み出せます。
GA4の設定や活用方法でお困りの場合は、大阪のホームページ制作会社WEB制作.comにご相談ください。GA4の初期設定・目標設定のサポートから、データをもとにしたホームページ改善の提案まで承っています。
Q. GA4は無料で使えますか?
A. はい、GA4は無料で利用できます。Googleアカウントがあればすぐに設定を始められます。大規模な企業向けには有料版の「GA4 360」もありますが、中小企業のホームページ運営では無料版で十分です。
Q. UAのデータはGA4に引き継げますか?
A. 残念ながら、UAのデータはGA4に自動で引き継がれません。UAは2023年7月に計測終了しており、GA4は新たにデータを蓄積していきます。過去のUAデータはGoogleが一定期間アクセス可能な状態でしたが、現在は参照できなくなっています。
Q. WordPressにGA4を設定するには何が必要ですか?
A. WordPressの場合、「Site Kit by Google」プラグインを使うと管理画面からGA4を簡単に連携できます。プラグインをインストールしてGoogleアカウントで認証するだけで設定が完了するため、HTMLの知識がなくても設定できます。
Q. GA4のデータはいつから見られますか?
A. タグを設置した日からデータが蓄積されます。リアルタイムレポートは設置直後から確認できますが、通常のレポートはデータが溜まり始めてから数時間〜24時間程度で表示されます。
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