COLUMN
COLUMN
2026.05.22
LINE広告とは、月間アクティブユーザー約9,900万人を誇るLINEに広告を配信できる運用型広告サービスです。ただし2026年現在、LINE広告は大きな転換期を迎えています。LINEヤフー統合により、LINE広告は2026年10月下旬に配信停止・2027年3月末に完全終了となる予定です。この記事では、費用・効果・始め方から、後継サービス「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」への移行ポイントまでを徹底解説します。
LINE広告は、LINEヤフー株式会社が提供する運用型ディスプレイ広告サービスです。LINEのトークリスト・タイムライン・ニュース・マンガなど、ユーザーが日常的に使うさまざまな画面に広告を配信できます。
最大の強みは、日本最大級のメッセージアプリとしてのリーチ力です。月間アクティブユーザーは約9,900万人とされており、LINEを主要SNSとして利用している層、つまりInstagramやX(旧Twitter)をあまり使わないユーザーにもアプローチできます。SNS利用者の41%以上がLINEのみを使用しているとされており、他の広告媒体では届かない層を取り込める点が大きな特徴です。
ポイント:LINE広告は「既存のSNS広告では届かない層」へのリーチに強みを持つ広告媒体です。特に40代以上のユーザー層や地方在住者へのアプローチに有効とされています。
広告フォーマットは静止画・動画・カルーセルなど多様で、Webサイトへの誘導・アプリインストール・LINE公式アカウントの友だち追加など、さまざまな目的に対応しています。
Webサイト制作と広告運用を組み合わせてCV(コンバージョン)を最大化したい方は、当社のホームページ制作サービスもあわせてご確認ください。
2026年に広告運用を検討している方が最も注意すべき情報をお伝えします。LINEヤフー株式会社は、ディスプレイ広告プラットフォームの統合計画を発表しており、現行の「LINE広告」は段階的に終了します。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026年4月1日 | 「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」の提供開始・統合移行スタート |
| 2026年10月下旬頃 | LINE広告の新規配信停止(読み取り専用化) |
| 2027年3月末頃 | LINE広告の完全提供終了 |
後継となる「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」は、従来のYahoo!広告 ディスプレイ広告の配信基盤をベースに、LINEとYahoo! JAPANの両方の掲載面に一元配信できる新プラットフォームです。これまでLINE広告とYahoo!広告を別々に運用していた場合でも、一つの管理画面でまとめて設定・管理できるようになります。
移行にあたって:既にLINE広告を運用中の場合は、2026年4月以降に「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」への移行を進めることが推奨されます。配信停止前に余裕を持った移行計画を立てることが重要です。広告運用の移行や設定でお困りの場合は、当社へお気軽にご相談ください。
LINE広告の大きなメリットのひとつが、初期費用・最低出稿金額の制限がないことです。理論上は1日1,000円から配信を開始できます。ただし、データの蓄積や機械学習の最適化には一定の予算が必要とされています。
| 課金形式 | 費用の発生タイミング | 費用相場 | 最低入札価格(手動) | 向いている目的 |
|---|---|---|---|---|
| CPC(クリック課金) | ユーザーが広告をクリックした時 | 1クリック 25〜200円程度 | 24円〜 | Webサイト誘導・コンバージョン獲得 |
| CPM(インプレッション課金) | 広告が1,000回表示された時 | 1,000回あたり 400〜1,000円程度 | 200円〜(1,000回) | ブランド認知・リーチ拡大 |
| CPF(友だち追加課金) | LINE公式アカウントが友だち追加された時 | 1件あたり 50〜400円程度 | 50円〜 | LINE公式アカウントへの誘導・CRM |
LINEヤフー社は月額30万円・3ヶ月以上の継続配信を推奨しています。ただし、まずテスト運用から始めたい場合は月10万円程度から試してみることも一般的です。本格的に成果を目指す場合は月30〜50万円を目安に予算を組むことが推奨されます。
注意点:機械学習による最適化を働かせるには、月間40件以上のコンバージョンデータが蓄積されるまで一定の時間と予算が必要とされています。短期間の少額テストでは効果が見えにくい場合があります。
LINE広告は複数の配信面を持ち、ユーザーの生活シーンに合わせた多様な接点を作れる点が強みです。
配信面の選択は広告の目的やターゲットによって最適化が必要です。例えばブランド認知が目的であればトークリストへの配信が効果的とされ、動画コンテンツを活用したい場合はVOOMとの組み合わせが検討されます。
Web広告を検討する際、多くの企業はGoogle広告・Meta広告(Instagram/Facebook)・LINE広告を比較します。それぞれの特性を理解したうえで使い分けることが重要です。
| 項目 | Google広告 | Meta広告(FB/Instagram) | LINE広告 |
|---|---|---|---|
| 広告の種類 | 検索広告・ディスプレイ・動画など | フィード・ストーリー・動画など | ディスプレイ・動画・カルーセルなど |
| 主なユーザー層 | 検索意図のある全年代 | 20〜40代・ビジュアル訴求に強い | 国内全年代(特に40代以上も強い) |
| ターゲティング | キーワード・オーディエンス | 詳細な興味関心・行動データ | 年齢・性別・エリア・行動データ |
| 最低予算 | 設定不要(自由設定) | 設定不要(自由設定) | 1日1,000円〜 |
| 強み | 購買意欲の高いユーザーへのリーチ | ビジュアルブランディング・若年層 | 日本独自の高リーチ・40代以上 |
| 弱み | クリック単価が高くなりやすい | 日本での到達率はLINEより低い | 2026〜2027年に段階的終了 |
どの広告媒体が自社に合うか判断が難しい場合、当社の無料相談をご活用ください。予算・目標・業種に合わせた広告戦略のご提案が可能です。
LINE広告はすべての業種に等しく効果が出るわけではありません。特に成果が出やすいとされる業種・ターゲットの特性を把握しておくことが重要です。
注意点:2026年10月以降はLINE広告の配信が停止となるため、LINE公式アカウントの友だち追加(CPF)を目的とした広告を今から大規模に運用するのはリスクがあります。2026年以降は後継の「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」での対応を検討することをおすすめします。
LINE広告を始めるには、LINEヤフー for Businessへのアカウント開設が必要です。基本的な流れを解説します。
2026年以降に始める場合の注意:現在LINE広告の新規アカウント開設および配信が可能かどうかは、LINEヤフー for Businessの公式サイトで最新情報を確認してください。2026年10月以降は新規配信が停止されるため、今から長期的な運用を計画する場合は「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」への移行を前提とした設計が必要です。
Q. LINE広告はいくらから始められますか?
A. 最低出稿金額の制限はなく、1日1,000円から広告配信が可能とされています。ただしデータ蓄積・最適化のために、テスト運用でも月10万円程度の予算を用意することが推奨されます。
Q. LINE広告はいつ終わりますか?
A. LINEヤフー株式会社の発表によると、現行のLINE広告は2026年10月下旬頃に新規配信を停止し、2027年3月末頃に完全提供終了となる予定です。後継サービスの「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」が2026年4月から提供されています。
Q. LINE広告とLINEヤフー広告 ディスプレイ広告の違いは何だ?
A. 「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」は、従来のLINE広告とYahoo!ディスプレイ広告を統合した後継プラットフォームです。LINEとYahoo! JAPANの両方の掲載面に一元配信できるため、リーチの拡大と管理の効率化が期待できます。
Q. 小規模な会社でもLINE広告は使えますか?
A. はい、初期費用不要・少額から始められるため、中小企業や個人事業主でも利用可能です。ただし効果を得るには継続的な運用と一定の予算が必要とされています。運用に不安がある場合は広告代理店への依頼も検討してください。
Q. LINE広告に向いていない業種はありますか?
A. LINEの審査基準により、風俗・ギャンブル・特定の医療・健康に関する誇大広告などは配信できない場合があります。また、BtoB(法人間取引)の専門サービスはターゲティングが難しく、費用対効果が出にくいケースもあるとされています。